2020年05月19日

板金工事

最近頑張ってブログ更新してます。

最初の頃は週2、3回とか平気だったんだけど、最近は月2、3になっちゃった。
コロナの影響で見積り依頼が減って時間があるので(涙)せめてブログ更新は頑張ります。

さて、先日スレート瓦から板金屋根への葺き替え工事をやらせていただきました。

正直いって、スレート材なんて屋根材に使うには耐久力が弱い。
10年経つとメンテナンスが必要なんて、昭和時代のお父さんなら自分で屋根に上って補修なんてよくある話だったけど、時代は令和。一般の方が屋根に上ったら事故の元です。
というより、乗っただけで屋根材が割れるくらい弱い。

出来れば耐久力抜群の瓦。建物が重さに耐えられないなら板金がお勧めです。

今回は板金で葺き替えさせていただきました。

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古いスレートはめくって、下地を針葉樹合板で補強。

その後は横暖ルーフで葺き替えました。


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見違えるように綺麗になりました。
板金と言ってもガルバリウム鋼板で、穴あき25年メーカー保証。
断熱材も付いてるので雨音も軽減できます。

カラーベストをめくらずに施工するカバー工法にも使えます。

屋根の事なら北野瓦店にお気軽にご相談ください


posted by 北野瓦店 at 23:07| Comment(0) | 葺き替え工事

2020年05月16日

雀口(すずめぐち)!

数年前に工事させていただいたお客様からご相談をいただきました。

雨樋の所に雀が巣を作っているようだ。

屋根(特に和瓦)に雀が巣を作るというのはよくある話でして
特に周りに畑や田んぼがあるお宅は鳥が巣を作ることが多いんです。

通常の瓦屋根なら、巣を作りやすい箇所には対策がされているのですが
時々、隙間がたくさんある屋根があるので、そういった屋根は巣を作られやすいです。

赤丸で囲ってある箇所が巣への入り口。

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まぁ巣を作ったからと言って実害はあまりありませんが、
真下が鳥の糞だらけになるのは辛い・・・。

特にこの時期は卵を産んでヒナが孵るので、そんな時は巣立つのを待ってから入り口をふさぎます。

ちなみに隙間を防ぐのに専用の板金を貼ることもあります。
瓦の形に加工してあってピッタリはまるので便利です

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屋根の事なら何でも北野瓦店にご相談ください。
posted by 北野瓦店 at 02:02| Comment(0) | 葺き替え工事

2020年05月15日

セメント瓦葺き替え

先日津島市でセメント瓦の葺き替え工事をやりました。

当初、外壁補修工事の予定だったのが、補修をしているうちに屋根から雨漏りしているらしいという事になり、
せっかく外壁を直したのに、雨漏りがしていてはすぐに建物がダメになってしまうから直したいとのご相談。

ただ、セメント瓦はもう作られていないし、何枚か割れているので部分補修は不可能という判断で
全てめくり、平板瓦への葺き替え工事になりました。

セメント瓦は表面に塗られている塗膜が色褪せて無くなってしまうと、水を吸い込んでしまいます。
その点、陶器瓦は釉薬が塗られていて、紫外線で劣化することもありません。
現在の製造技術も優れていますので、個人的な見解ですが数十年は劣化しないと思います。
建物の耐久年数以上は品質を保つのでは無いでしょうか?

施工例がこちら

葺き替え前

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葺き替え後


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見違えるようになりました。

間もなく梅雨になりますので、雨漏りの心配のある方は早めのメンテナンスをお勧めします
posted by 北野瓦店 at 08:16| Comment(0) | 葺き替え工事

2020年04月13日

和瓦からROOGAへの葺き替え工事

新型コロナの影響がますます拡がっていってます。

緊急事態宣言も出され、外出も必要最小限に自粛という事ですが、
うちは外仕事なのである程度は3密は回避されておりますが
やっぱりリスクを回避する目的で、移動時間が掛かる現場は従業員別々で移動する
休憩は従業員同士適度な距離を保つなど、みんなで心掛けるようにしました。

出来る限りマスクも着用して感染予防にも努めなければなりません。

ただ、マスクがどこにも売ってない・・・。
我が家のマスクの在庫も無茶苦茶あるわけではないので困ったもんですね・・・。

さて、先日和瓦をめくって軽い屋根材のROOGAに葺き替える工事をしました。

ROOGAというのは、KMEWが出している屋根材でカラーベストと同等の重量です。
瓦の約半分。持ってみると確かに軽いです。
デザインも瓦に似た感じで、高級感があります。

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ラフタークレーンを使って瓦と土を降ろします。
土が予想以上に使ってありました(汗)

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屋根地を補修してからルーフィングを張り、桟木を打ちました。


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瓦を並べて



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完成!

夕日を浴びてなかなか良い写真が撮れました

最近は様々な屋根材が出てきてますので、見た目重視、軽さ重視、耐久性重視などいろいろなお客様に
満足してもらえるように勉強していきます(^o^)/
posted by 北野瓦店 at 22:31| Comment(0) | 葺き替え工事

2020年02月29日

スレートから瓦へ葺き替え

新型コロナウイルスの影響は凄いですね。
イベントなどが軒並み中止になるなか、瓦屋根工事技師の試験を控えているので
そちらがとりあえずは中止にならない様子なので安堵してます。

ただ、花粉症の僕はマスクが手に入らないのがとても心配。

学校も休校になるなど多大な影響が出てるので、はやく収まると良いですね。

さて、仕事面では今のところ材料が入ってこないなどは特にありませんが
新築住宅の着工が減っているという話を周りからよく聞きます。

おかげさまで新築よりもリフォームの仕事が多い当店は、
あまり仕事が減っている実感が沸いてないのですが
瓦メーカーや材料屋さんの営業さんと会うたびに出荷が例年の6割しか出てないなど
悪い話ばかり聞くので、さすがに心配になってきました。

増税の反動などもありますからね。仕方がないのかもしれません。

さて、先日の現場ですが、スレート瓦をめくり平板瓦に葺き替える工事をしました。


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ご覧の通り、かなりボロボロになってました。
特にこの屋根材は耐久性が無さすぎる。ホント文句を言ったほうが良いレベルですよ。


葺き替え後はこんな感じ


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瓦は耐久性抜群ですからね。もう屋根のことで不安になることもないでしょう・・・。

ただこの屋根、ちょっと変わってまして

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屋根の端部が斜めになってて、雨水が袖瓦に流れ込むようになってしまってるんです。
このままでは雨漏り危険性大ですし、将来的に袖瓦を取り付けた木材が腐るなど悪い影響があります。
もちろん水切りを工夫して入れるなどして、雨が漏らない施工をしました。

せっかく工事するなら、しっかりと施工しないとね。
posted by 北野瓦店 at 23:56| Comment(0) | 葺き替え工事