2022年08月19日

稲沢市棟下地交換工事

8月もお盆が過ぎ、少しづつですがようやく涼しさを感じるようになってきました。

今年の連休は特にどこに行くわけでもなく、お墓参りに行ったり、
家族とご飯を食べるなど、まったりと過ごさせていただきました。

さて、先日の工事ですが、棟瓦の漆喰交換。


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このタイプの棟瓦は棟下地に瓦が固定されているので、取り外したほうが楽です。
そしてついでに棟下地を交換すれば台風で飛ぶ心配も少なくなり、樹脂製にすることで
雨水が浸入したとしても腐る恐れもなくなります。

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銅板の谷板も数か所穴が開いてたのでステンレス製に交換します。


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棟下地を取り付け、モルタルを塗り込んだら最後はステンレスビスで固定します。


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せっかく耐久性のある瓦屋根なら安心して長く住めるような施工を心掛けたいですね。


屋根のことなら北野瓦店にお気軽にご相談ください
posted by 北野瓦店 at 16:21| Comment(0) | 修理

2022年07月26日

S瓦の漆喰補修工事

最近は変な天候が続いています。

天気予報を見ると雨ばかり・・・。
でも当日の朝になってみなければ分からないのが、段取りをする立場に人間からすると困ります。

だってお客様には○日くらいに伺えますよ〜って言っておきながら、天気のせいで順延になって結局遅れてしまう。

逆に、雨は降ると思って仕事の予定を空けておくと、朝になって雨が降ってないから現場を進めたい。
だけどお客様に行くと言ってないから、急に入れない(T_T)

外仕事では、ホントあるあるです。

早く天候が安定してくれないかな・・・。

さて、先日工事した現場のご紹介。

S瓦の、棟漆喰交換です。

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一見、なんの問題もなさそうですが、実が釘が浮いてしまっています。
こうなってくると中の木材が痛んでしまい、台風などの強風で瓦が飛ばされやすくなります。

今回は漆喰も厚く塗られ過ぎで黒ずんでいるという事で、漆喰交換+棟の木下地を樹脂製の物に取り換える工事をさせていただきました。

まず、棟の瓦を外します

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土と漆喰を取り除きます

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ここで、半端の瓦が全く固定されていない事が判明。
ドリルで穴をあけ、ステンレス釘で固定しました。その後、樹脂製の棟下地を取り付け。

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漆喰の代わりに白モルタルを塗り込みます。

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最後に棟瓦を被せ、ステンレス製のビスで固定して完成。

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これで台風や地震にも負けない、強い瓦屋根に生まれ変わりました。

屋根の事なら北野瓦店にお気軽にご相談ください



posted by 北野瓦店 at 21:40| Comment(0) | 修理

2022年05月13日

名古屋市で雨漏りがするので棟の積み替え工事をしました

まだ5月なのに梅雨に入ったかのような雨が続いています。

おかげさまで仕事のご依頼もたくさんいただいておりまして、
忙しく動き回りたいのはヤマヤマなんですが、残念ながら雨には勝てません。

今月から新しく従業員が増えましたのでもっともっと頑張りたいところなのに上手くいきませんね。
地道にコツコツと良い仕事が出来るよう頑張ります!

さて、先日雨漏りがするお宅の工事に行ってきました。

工事前の写真がこちら

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一見すると何の変哲もない普通の瓦屋根。
この箇所から漏っているのは間違いない。

でも、よく見ると違和感を感じる・・・。

そうです。棟の下の瓦が入ってないんです。


棟をめくった写真がこちら。


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棟の下の瓦が入ってないのに加え、ルーフィングに穴が開いていまって大変なことになってました(汗)


そこで、新しい瓦を用意して入れ直し、


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古い瓦を用意して棟を積み替えました。


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これで長年続いた雨漏りにも悩まされずに済むと思います。

屋根の事なら北野瓦店にお気軽にご相談ください




posted by 北野瓦店 at 21:05| Comment(0) | 修理

2022年02月22日

一宮市で蔵の棟積み直し工事

最近忙しい日々が続いています。

本当なら年明けは3月ごろまで暇な時期が続いているんですが、
今年は大変ありがたいことに忙しくさせていただいております。

本当に感謝です!

さて、先日の工事になりますが、大正時代から残っている蔵の屋根の棟積みかえ工事をさせていただきました。
最初ご相談いただいたときは鬼瓦が倒れている気がするといったご相談でした。

いざ屋根に上って点検すると、棟の銅線が殆ど切れてしまってます。


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住宅密集地に建っており、瓦が落ちると心配なので棟瓦の積み直し工事をご提案。
ご検討の結果、棟瓦の積み直し工事になりました。

まずは棟の解体工事。

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熨斗瓦がずれていたり棟の中の土が空洞になっていたりで状態が思ったよりも悪かったけど
鬼瓦を外したら鳥の巣がビッシリ。まぁこれは悪い事ではないか・・・。

大きな鬼瓦は影盛の8寸台付。瓦専用の補修スプレーで新品同様になり見た目もバッチリ。

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今回使用する熨斗瓦は天神熨斗という反った熨斗瓦。
パッキンで隙間をあけながら積んでいきます。
隙間があることで雨水の切れもよくなると良い点もあります。

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完成後の写真がこちら。
隙間が綺麗にそろって見た目もバッチリ。


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お客様にも喜んでいただけ、とても良かったです。
前回が大正時代で今回が令和。次はいつになるのかな?
長く残る屋根を工事させてもらえるのは嬉しいですね。

屋根のことならお気軽に北野瓦店にご相談くださいね。



posted by 北野瓦店 at 17:40| Comment(0) | 修理

江南市突風被害による棟瓦補修工事

2月も後半になり、そろそろ暖かくなると思いきや・・・

いつまで経っても寒い((+_+))

ここ数日は毎日のように雪が舞い、凍えるような寒さです。
北風も凍えた体に突き刺さるような強さで、毎日毎日マスクの下では鼻水垂らして踏ん張ってます(汗)

来週からは暖かくなるという予報なのでもう少しの辛抱ですね。
花粉症の僕にとっては、辛い季節の始まりでもありますが・・・(滝汗)

さて、先日の工事になりますが突風で棟瓦が飛んでしまった住宅の修繕工事に行ってきました。

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去年の年末に台風か!というくらいの突風が吹き荒れ、何件か修理のご相談をいただいたうちの1件です。
こういった被害の場合は火災保険の適用がされることがあるのでお客様には保険申請をお勧めしています。

今回は棟瓦の釘穴から雨水が浸入して木下地を痛めてしまい、そこに突風の力によって棟瓦が飛ばされてしまったので、棟下地ごと取り替える工事をご提案しました。

まずは棟瓦と漆喰を外します。

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今度は樹脂製の棟下地を取り付けます。樹脂製なので雨水によって痛む心配がありません。

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屋根用のモルタルを周りに塗り込み、棟瓦をステンレス製のビスで固定して完成です。

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これで台風などでも瓦が飛ぶ心配も大幅に減少します。
瓦屋根はしっかりした施工がされていれば台風などにには負けません。

屋根のことでお困りのことがあれば瓦専門の屋根工事店にご相談くださいね。

瓦のことならお気軽に北野瓦店にご相談ください。


posted by 北野瓦店 at 16:55| Comment(0) | 修理