2021年08月17日

板金工事

怒涛の3連続更新!

久しぶりに頑張ってます。(普段から頑張れ)

瓦屋さんの仕事と聞くと瓦の工事や漆喰の補修などを想像されることと思いますが、
最近では板金工事も増えてきてます。

板金工事なら板金屋さんでは?と思いますが
実は瓦工事の中に板金加工や取り付けをやる事が非常に多く、
その流れで「ついでに瓦屋さんやってよ!」とお願いされることが多いんです。

もちろん難しい加工や専門性の高い仕事は板金屋さんにお願いしますが
今回は比較的簡単な工事だったので、うちですべて施工させていただきました。

台風などの強風で板金屋根が飛んでしまい(軽けりゃいいってもんでもないんです)
そのままの状態で放っておいたら屋根が腐ってしまったというケースです。

豊明市牧様邸_210817_15.jpg

こちらの住宅は、お客様の都合で現在離れた所にお住まいなので雨漏りに気が付かず、
気が付いたころには時すでに遅し、屋根地まで無くなってました。

幸い、垂木の大部分と桁などの部材は無事だったので、傷んでしまった垂木の交換と合板の張替えで済みましたが、気付くのがもっと遅かったらと思うと怖いですね。

豊明市牧様邸_210817_13.jpg

今回は勾配が緩いので立平葺きで屋根を施工し、雨樋も新しくしました。

豊明市牧様邸_210817_10.jpg

豊明市牧様邸_210817_9.jpg

だいぶ見違えるようになったと思います!

posted by 北野瓦店 at 15:08| Comment(0) | 修理

軽量瓦のROOGA!

盆休み明けで雨続き。
現場仕事が出来ないのでブログを更新です。(普段からやれ)

お盆前に入った新築工事の現場、完了しました。
暑い中での工事で、しかも遮熱シートの上だったので暑さ120%増(当社比)

とにかく暑かった。しかもこういう現場に限って水道がまだ来てない。
つまり体はもちろん顔さえ水で洗えない。
そこにあるのは工務店さんがポリタンクに汲んでくれている水。

この真夏の炎天下の中では腐ってるかもしれない。
新築工事あるあるです。

でも立地条件が良くて、交通の便が非常に良かったんで有難かった。
お客様にとっては最高の家になります!

そんな過酷な環境のもと、完成させた写真がこちら。

24153.jpg

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今回のROOGAという瓦は見た目が瓦のようで、重量がカラーベストと同等という軽量瓦。
屋根材としての部類はセメント瓦になります。

見た目もお洒落で軽い。最近人気の屋根材ですね。
posted by 北野瓦店 at 14:48| Comment(0) | 新築

漆喰工事

お盆休みも終わり、連休明け一発目の仕事と思いきや・・・

ここ最近ずっと雨が続いています。

ただ、大雨による被害が全国的に発生しているので被害がないだけ良いのか、と思いつつ、
やっぱり晴れてほしいですね・・・。

現在は一宮市で新築工事に入ってます。
盆休み直前に建ちまして、休み明けに瓦を搬入する段取りですが
なかなか晴れてくれないので桟木が打ち終わってない。
このままでは桟木が打ち終わってない状態での瓦揚げ決行になりそうです・・・(汗)

さて、写真は休み前に施工した一宮市の漆喰補修工事。

施工前は所々剥がれてしまい、全体的に黒ずんでました。

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お施主さまがご自分で屋根に登られて直していたそうですが、今回は専門職にお願いしたいとのご相談でした。
漆喰は所々剥がれたくらいでは、別に雨漏りすることはありません。
とは言え、見た目が悪くなってくると、やっぱり気になります。

今回も古い漆喰を除去して、新しい漆喰を塗り込みました。

008.jpg

綺麗になってお客様も喜んでいただけました。ありがとうございました!
posted by 北野瓦店 at 14:33| Comment(0) | 修理

2021年08月09日

板金カバー工法

今日は台風9号接近で風が強く、現場を休みにして事務作業。
かなり離れているはずなのに、外は凄い風でヤバいです(汗)

最近、瓦の仕事よりも板金の仕事の方が増えているような気がしてなりませんが
一応まだ瓦工事専門店を名乗ってます(汗)
盆休み明けに瓦の新築工事に入りますが、瓦の新築なんて何カ月ぶり?というくらい。

うちはハウスメーカーの仕事が無いので(汗)地元の工務店さんが家を建てる時しか
新築工事が発生しないのも大きいと思いますが、ハウスメーカーさん、ビルダーさんの
仕事をしていくためには、もう少しうちの規模が大きくならないと難しいと思うので
まだまだ頑張らないといけないですね。

さて、今回のブログも板金工事。
塗装屋さんからのご相談でしたが、塗装をする予定だったけど、大屋根で雨漏りがしてるのが
分かったので、塗装よりもカバー工法で葺き替えたいとのご依頼。

カラーベストが割れている訳でもないのに雨が漏る時は僕らでも原因はなかなか分かりません。

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カバー工法の利点は既存の屋根材をめくらないので処分代が掛からない事。
アスベストが入ってる可能性がある廃棄物はめちゃめちゃ処分代が高いのでバカにならないんです。

まず防水紙を貼り、その後役物の板金を取り付けます。


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その後は本体を葺いていきます。


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その後は棟工事を行い、清掃して工事完了です。


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見た目は新築そっくりで綺麗になりますし、雨漏り解消になります。
ガルバリウム鋼板なのでメンテナンスもほとんど必要なし。
最近は本当に人気になってきました。
posted by 北野瓦店 at 11:58| Comment(0) | 葺き替え工事